アイルランド日記〜2002・早春♪ bP 



2年ぶりのアイルランド行きは・・・2週間前、友達のエミちゃんからの電話で突然決まりました。

8年前に一緒に行った事のある彼女とは、事あるごとに「また行きたいよねぇ・・」と話してはいたのですが、
今回はタイミングよく、「行きたいなぁ〜」との私からのメールに、「よし行っちゃおう!」との返事。。
どうやらエミちゃんも、アイルランドの自然と素朴さに癒されたい気分だった様子。。
ならば思い立った時が旅立ちの時さ!と、飛行機を予約。。
私はともかく、お仕事を持ってるエミちゃんが休みを取れるのか・・・の問題も直前でなんとかクリア。(^_^;)
かくして女ふたりの行き当たりバッタリ癒し旅が始まったのでした。。

1日目 2/23(土)

9日間の旅の始まりです。
ネットで調べて一番安かったチケットは、8年前に二人で行った時と同じヴァージン・アトランティック。。
この時の乗換えには苦い思い出が・・・
実は8年前、日本からロンドン経由でアイルランドへ行ったのが初めてだった私は(その前はイギリスから船で渡ったので)、ヒースローでの乗り継ぎに失敗し、ダブリン行きの飛行機に乗り遅れ。。(T_T)
交渉して次の便のキャンセル待ちをし、キャンセル出たよ〜と呼ばれて飛び乗ったのは3分前。。(;^_^A
そしてこの時も気まま旅のつもりで宿を取らずに行ったので、ダブリンに夜10時頃に到着してからの宿探し。。
結局予定の2連泊できる宿が見つからず、1泊のみで翌日は次の町へ移動せざるを得ないという経験があったのです。
なので今回は、1泊目と最後の出発前夜のホテルだけはネットで予約してから出かけました(^_^;)。。学習学習・・(笑)

しかし、久々のヴァージンは狭かったぁ〜〜(ーー;)
機内エンターテイメントの充実は相変わらず人気らしいけど、最近はマイレージ獲得の為に意識してJALばかりに乗っていた私には、小さな機体と座席の狭さとトイレの数の少なさに不満。。(ーー;)
パーソナルモニターも8年前にはものめずらしかったけど、最近はJALも欧州便には当たり前についてるから魅力ないし・・・
その上エミちゃんはスッチーにお水こぼされちゃうし、フォロー悪いし・・・(ーー;)。と、ちょっぴりブツブツ文句のフライトでした。。

ロンドンでブリティッシュ・ミッドランド航空に乗り継いで、無事にダブリンに着いたのは夜
9時頃。。
さっそくタクシー乗り場へ・・・運転手さんに荷物を渡し乗り込むと、「Welcome to DUBLIN」と、まるで舞台俳優のような勢いの声の運転手さん(^^)
わぁ〜〜アイルランドだぁ〜〜と。その懐かしいフレンドリーさにカンゲキ(笑)。。
「ダブリン寒いですねぇ〜明日の天気はどうなの〜運転手さん?」などと、アイリッシュには欠かせない天気の話などをして、早くもアイルランド気分を味わううちにホテルへ。

10日前にようやくネットで予約の取れたホテルは、ダブリンのメインストリート・オーコンネル通りにある「GRESHAM HOTEL」
週末のダブリンは、ホテルも手ごろな所は込んでいてなかなか予約がとれないのです。。
もちろん4〜5つ星クラスの高級ホテルは空いてるけれど、今回のダブリンでの予算は2人で約100ユーロ(約12000円)。。
ふ〜む・・・と、アイルランドの宿泊サイトをウロウロしていたら、みぃ〜っけ。。ウソ・・4つ星なのに102ユーロ。。マジ?安すぎ〜
とホテルのHPを覗くと、通常レートは190ユーロ。。飛びつき予約しましたが、ちょっぴり不安・・まさか従業員部屋とか。。(笑)
で、タクシーが到着すると、やっぱり4つ星のなかなかのホテルです。お部屋も広くてセミダブルのツイン。大きなバスタブつきです。
後で気づいたのですが、何年か前に読んだ司馬遼太郎の「愛蘭土紀行」の中で、司馬氏が泊まったのもこのホテルでした。
冬季割引&ネットのブッキング屋さん向けのディスカウントレートだったようです。。ラッキ〜〜初日はやっぱり長時間フライトの疲れをとらないとね(^^)v
お部屋に着いてちょっと休んでから、さっそく夜のオーコンネルストリート散策。。
どうやらフットボールの試合が終わった後のようで、やっぱり酔っ払いが大騒ぎでした。。土曜の夜はこうでなくっちゃダブリンではないものね。。(^_^;)


2日目 2/24(日)

朝、ホテルで久しぶりのフル・アイリッシュ・ブレックファスト♪これを食べると昼食が要らないほどのボリュームです。。
チェックアウトを済ませ、タクシーに乗ってヒューストン駅へ。今日は列車で西南部の町リムリック(LIMERICK)への移動です。。

ところが駅についてみると、出発便の電光掲示版が止まってる。。おや??と係のお兄ちゃんに聞いてみると、列車は出ないと。。。
ヨーロッパの中でも比較的鉄道はオンタイムが売りのイギリス&アイルランドですが、日曜日の列車に関してはよくあることなのです。エンジン・ワークス・・・点検日とでも言いましょうか。。
驚く事も慌てる事もなく、「どうしたらいい?」と訪ねると、郊外の駅までバスで代替輸送してるよとのこと。。
なのでそのバスに乗り込み、郊外の名も知らぬ駅へ行き、そこからLIMERICK行きの列車に乗り込みました。
列車の中では同じように予定を送れた乗客達が、みんな携帯でお出迎えの家族に電話していたりして、その会話の様子を聞くのもまた楽しく、「やっぱり列車の旅はおもしろいよねぇ〜」と、大満足のエミちゃんと私・・・まさに「世界の車窓から」って感じでした。

リムリックに着いたのは予定より2時間送れの13時・・・そのままタクシーで町中の国道沿いのレンタカー営業所へ。。
予め電話で予約していた到着時間はとうに過ぎていましたが、気にせず行ってみると誰もいない。。。
隣のガススタンドのお兄ちゃんに「レンタカーオフィスの人は?」と聞いてみると、さっき帰ったと。。ナヌ??
さっそく電話で連絡してもらうと、シャノン空港の営業所まで来いとな・・・だったら最初から町中じゃなくて空港から借りるように予約したのにぃ〜とブツブツ文句を言いながら空港のオフィスへ。。
どうやら、日曜日は町中のオフィスはお休みなのに、私の予約の為だけに来ていたらしいのが、なかなか来ないので12時に帰ったとか。。。
う〜ん・・言い分はわかるが、こっちも列車が遅れたのは不可抗力。。それに2度タクシーに乗るはめになったのだから、タクシー代だけでもくれ!と交渉してみると、すんなり払ってくれた。。(^^)v
ははは・・・やっぱり言ってみるものね。。もっと高い料金を吹っかければ良かったと、セコイ後悔などする私達。。オバハン?(笑)

気を取り直して、早速レンタカーで出発♪
アイルランドはイギリス同様左側通行で日本と同じ。。なので私にはno problem!
でも一点、借りたオペルは日本車と同じ右ハンドルなのですが、ウィンカーが左側についててワイパーと反対。。
今までも何度か海外で運転してるけど、左ハンドルなら自然に左手でウィンカー出せるのに、右ハンドルだとついつい右手が出てしまう。。
なので最初は、ウィンカーを出そうとしてワイパーがゆらゆら・・・という、外車に乗りなれない日本人丸出し状態でした。。(^_^;)

ペーパードライバーのエミちゃんはナビ役。。以前二人でハワイへ行った時にも、なかなかのナビ役を果たしてくれたので期待。。
そして彼女も私の運転する車には乗り慣れているので全面の信頼を得て、久しぶりのコンビ復活です。。(^^)v
とりあえずどこへ・・・と、一路北西部の名所「モハーの断崖(Cliffs of Moher)」を目指しました。

朝から雨模様だったのですが、途中キレイな川岸の町エニス(ENNIS)に立ち寄ったり、ドライブする途中はなかなかの景色を楽しめたのですが、モハーにつく頃には西海岸特有の強風と霧が。。。
やがて看板を探すのもタイヘンなほどの濃霧で視界は約3mほど。。目を凝らしながら路上の看板を見つけ、モハーへ。。
私は5年前の夏にも来ていたので、その景色の素晴らしさと恐ろしさは知っているのですが、この霧では何も見えない。。
数十メートルの高さの断崖が突然柵もない場所にあるので、知らずに近づくと怖いのです。。
駐車場に車を止めると車から出るのもやっとの強風で、バッグや傘も持てないと判断した私達は、霧の真っ白な中を手ぶらで手探りで歩いていきました。
この強風ではふとした拍子に足を踏み外して荒波の中に吸い込まれてしまいそうです。
その上冬のシーズンオフでもう夕方の為、他の観光客も数えるほど。。
二人でキャァ〜キャァ〜騒ぎながら歩いて崖に近づき、一応崖下の荒い海を除いて身震いして戻ってきました。。(笑)

クリフ・モハー(Criffs of moher)
今回は濃霧と強風で写真どころではなかったので
5年前の夏に行った時の写真でご紹介。。
大西洋の荒波に削られて、こんな断崖絶壁が続いています
左の写真、トップに見えるのは、昔監視塔だったオブライエン塔
塔がこの小ささなので、崖の高さがどれほどかわかりますよね。。


恐怖の断崖から逃げるように(笑)南下した私達は、今夜の宿さがしへ。。
どこの町にしようかぁ〜と、次の目的地であるディングルへの道中で探そうと車を走らせていると、「アイルランドで一番かわいい村」という看板が。
ガイドブックで探してみると、ありました。。アデア(ADARE)。。かわいい村コンテストで優勝したらしい・・・よし、ここに泊まろう!と決定。。

早速近所のガススタンドでB&Bの並ぶ通りを教えてもらい、家を眺めながら走っていると窓辺に花の飾られたかわいい建物が。。。
とりあえず部屋を見せてもらって料金を聞いてみよう・・・と、ピンポ〜ンを鳴らすと、かわいいヨーキーがお出迎え。。
明るい奥さんが一緒に出てきてお部屋を見せてくれました。。どれもかわいいキレイなシャワー付のお部屋で一人25ユーロ(約3000円)、安い。。即決定!
たぶん決定の理由は・・・お部屋でも値段でもなく、ワンこの匂いのする家だったからかもね。。(^_^;)
部屋に荷物を運ぶと、奥さんに「コーヒーでもいかが・・・」と誘われリビングへ。。
私が犬好きだと言うと、喜んでもう1頭の姉妹犬も連れて来てくれました。。そしてしばし犬談義(笑)。。2頭の性格が全然違っておもしろい。。
ダンナ様と2頭のワンと4人でベッドに寝てるのよ〜〜と、どこの国でも犬ばかは同じかぁ〜とニンマリ。。
亡くなったRONANの話をすると、「かわいそうに・・・」と気持ちを察してくれました。。そしてこの2頭の母犬の写真を見せてくれながら、2年前に14歳で亡くなったのこ母犬を思うと今でも悲しいと・・・I'm still missing herだそうです。。わかるなぁ〜〜
気まま旅のはじまりに、とってもいい宿を見つける事ができました。。

ステキなご夫婦が営む
Coatesland Guesthouse
人懐っこくてかわいい
看板犬の2頭がお出迎え♪
豆知識♪
イギリスやアイルランドの宿と言えば朝食付のお部屋、B&B。。
Bed&Breakfastのことで、家族経営の民宿のようなもの。
その部屋数や施設の規模によっては、ワンランク上のゲストハウスとも呼ばれます。
ホテルとは違って安いしアットホームで居心地バツグン。。
その上観光庁の厳しい審査で認可されるので、どこもキレイだし安心して泊まれます。。
この宿のように、子供が育って独立した後、老夫婦が空いた子供部屋を客室に改装して
営んでいる家も多いようです。。
私達の泊まった部屋はたぶん元は娘さんのお部屋・・・?
ピンクの花柄の壁紙に、かわいいワンちゃんのぬいぐるみや絵が飾ってありました。


コーヒーとビスケットをいただきながらゆっくりオシャベリを楽しんだ後は町へ夕食に。。
B&Bの奥さんにオススメのレストランを聞いて、町の人が食べに行くというローカルキッチン「Timmy Mac's」へ。。ステキな雰囲気のお店でおいしい食事とワインにアイリッシュコーヒーまで飲んじゃいゃいました。。(^_^;)
ほろ酔いのまま、次はこれまた奥さんオススメのパブ「Lena's Bar」へ。。夜9時半くらいからライブが始まるというので、早めに行ってギネスをちびちび飲んでると、どんどん地元の若者たちが集まってきました。。
そしてライブが始まる頃にはパブは満杯。。音楽もいわゆるパブソング(フォークソングみたいなもの)で、みんな一緒に大合唱。。
あぁ〜〜私も歌いたい・・・と思っていると、突然お客さんのリクエストでRONANの曲が・・・キャァ〜〜さすが地元アイルランド!大興奮の私。。(^_^;)
一緒に歌える〜と大喜びで参加して大満足。。
楽しい音楽を聴きながらお酒を楽しむ♪あぁ〜なんてシアワセ。。
次回来る時にはちゃんとパブソングの歌詞本を持ってこようとエミちゃんと誓ったのでした(笑)
しかし・・・パブと言えば当然お酒を飲みに来るとこ。。なのにお店の前にはたくさんの車が駐車。。
こんな田舎町では、車が唯一の移動手段だから当然なのか・・・と、私も帰りは○○運転でした。。(^x^)ナイショ